~もくじ~
母親学級とは?
初妊婦さんを対象とした出産に向けた勉強会で、沐浴・おむつ替えなどの実習、お産にまつわるお勉強、妊婦体操、妊婦さん同士の交流などが用意されています。
母親学級は、自治体主催、病院主催のものなどいくつか選択肢があります。
自治体の場合は、おそらく母親学級を必須としているところはないと思いますが、母子手帳をもらいに行くと、ぜひ受講した方がいいよとスケジュールなどを案内してもらえると思います。
産院の場合は、任意のところと必須のところがあります。私の産院は、母親学級を受講していることが分娩の必須条件で、しかも指定された受講時期が里帰りする前でした。
わざわざ母親学級のために実家に帰るのも大変だし、自治体のでもOKとのことだったので、自治体主催の母親学級第1回目に参加してきました。
文京区の母親学級
文京区は、平日3回のみっちりコースと、土曜日1回の凝縮コースの2つがあります。ただ、土曜日コースの方は3ヶ月に1回しかなく、週数縛りがあります。24週以降の妊婦を対象とした予約制です。
仕事を休まず行ける土曜日コースにいきたかったのですが、私は6月時点では週数が満たないし、9月時点ではもう里帰りしてるので、どうしても平日コースに行かねばでした。
土曜日コースも月1開催している自治体もあるみたいなので、文京区ももっと増やしてくれるといいですね。
第1回目カリキュラム
文京区母親学級第1回目のカリキュラムはこんな感じでした。
13:35~助産師さんによる沐浴デモンストレーション
14:00~ グループワーク(沐浴体験)
休憩
14:45~ 妊婦体操
15:05~ グループトーク
15:25~ 助産師からお産の話
15:50 終了
沐浴実習とグループトークは、7-8人のグループ4つに分かれて行いました。
まわりの妊婦さんはだいたい7か月~臨月で、だいぶお腹の大きくなった人が多かったですが、ほんの一部、4-5ヶ月の妊婦さんもいました。
沐浴実習
沐浴は、まず初めに助産師さんの解説付きのデモを全員でみます。そこで注意点などを聞いた後、7-8人のグループに分かれて実習です。
実習は、自分も含め前後の人たちもいろんな失敗をしてくれるので、それを見ながら失敗しやすいポイントが学べて、なかなかよかったです。首の座らない赤ちゃんを無造作に持ち上げたり、背中を洗ってる際に赤ちゃんの顔を水没させてしまったり。
みてる分には簡単そうに見えても、いざやってみるとあれっと思うことも多く、一人ずつ体験できるのはよかったです。
妊婦体操
妊婦体操は、座りながら簡単にできる体操ばかりで、特に服装など気にしなくても大丈夫でした。
教わった体操は今から始めた方がよいとのことでしたが、そこにはいろんな月齢の妊婦さんがいるので、いったいいつから始めればよいのか。あんまり早くやり始めると、ものぐさな私はたぶん続かないので、「遅くともいつから始めましょう!」と言ってもらえるとありがたい・・・。
グループトーク
グループトークは、フリートークでした。20分間なんでも話していいと言われても、最初は誰から何を話していいのやら。スタッフの人から、名前・出産予定日・産院・どんなこと話したいかを含めた自己紹介を促され、みんな自己紹介を済ませると、なんとなく話が続いていき、20分はあっという間でした。
とはいえ、私はこういう見ず知らずの人と和気あいあいとトークするのは大の苦手なので、早く終わってほしいなーとずっと考えてました。
母親学級の体験ブログなどを読んでると、お友だちができるチャンスとか書いてありますが、私はそういう時間こそが一番の苦痛です。
最悪その場でお友だちはできなくてもいいのだけど、自分以外がみんなお友だちになってたら・・。ただ、その不安は杞憂に終わり、第1回の時点ではみんな終わったらそそくさと帰っていき、特にお友だち感はなくてちょっと安心しました。
第2回、3回もフリートークがあったらイヤですね。
助産師さんのお話
最後の助産師さんのお話は、自分の出産のお話なども交えて話してくれたので、おもしろかったです。いつも決まりきった話というより、その時その助産師さんにとってホットな話題をしてくれている印象です。
いろんな体験談を聞いて心の準備ができるので、こういう経験者のお話が私は一番参考になりました。
母親学級は行くべき?
母親学級が必須ではない産院の場合、生まれた後に否が応でも沐浴やおむつ替えは学ぶので、必ず行かなければならないということはない感じがしました。沐浴など、何か月も前に一度練習しても忘れてしまいますし。
ただ、一度やっておくと次学んだ時に頭に入りやすいし、お産の話などはよい心づもりになるので、結果、行って損はない会なので、時間の都合がつけばぜひ行っておくとよいなと思いました。