12月20日(D18)、胚移植に向けたSEET法を行う日です。
SEET法とは?
受精卵からは、子宮内膜が受精卵の着床しやすい環境を整えるためのシグナルが出ていると考えらえています。
しかし、体外授精の場合は、そのシグナルの出るタイミングが体外でおこなってしまうため、着床不全の原因の一つになると言えます。そこで、SEET法により子宮内膜に刺激を与え、受精卵の着床に適した環境を作り出すのです。
原医院長時代、SEET法を行う前には、その時点で胚移植をする条件が整っているかどうか、血液検査で確認していました。ところが、宮崎医院長になってこの工程がなくなったようです。
ただ、自然排卵周期では子宮内膜が十分に厚くなっている保証はありません。それでも、採血も内診もなく、この日はSEET法のみが行われました。
後日、結果的には今周期胚移植ができたのでよかったですが、今後はSEET法の前に血液検査なり内診をしてもらい、状況を確認してもらえないか相談してみようと思いました。
SEET法の種類
SEET法には📌子宮内膜刺激胚移植法と📌簡易法の2種類があります。
📌子宮内膜刺激胚移植法
自身の胚を胚盤胞まで培養した培養液を凍結保存したものを使用。1採卵につき1回分しかとれない。
着床率45.1%、妊娠率40.6%。
📌簡易法
一般培養液を使用。回数制限なし。
着床率39.6%、妊娠率33.3%。
前回妊娠に至った時のSEET法は、子宮内膜刺激胚移植法でした。そこで1回分の培養液を使っているので、今回は必然的に簡易法です。
さて、今回私は3年越しの疑問を解くべく、SEET法に臨みました。それは、
SEET法は、注入した液体が体内に流れ出てくるのか。
前回のSEET法では、カテーテルを体内から抜く際、液体が流れ出ました。わずか数ミリリットルの培養液、ほぼ全量出たと思うほど流れ出ました。
当時すごく心配で、”SEET法 流れ出る”などと検索して情報をあさりましたが、そのような経験談にはたどり着けませんでした。
その答えが、3年越しにわかるのです。全神経をお尻のあたりに集中させ、、、
結果は、
ほぼ液体は出てきませんでした。
ということは、3年前のSEET法は医療ミス!?
結果的に、その時は妊娠できたので結果オーライですが😀
でも、ということはSEET法は行わなくても妊娠可能!?
ちなみに、SEET法は痛みは全くありません。
次は、12月22日(D22)、胚移植本番です。